「心療内科、精神科の受診について」

昨今、うつ病やパニック障害などの病名が一般的になっています。会社や学校でも、心療内科を受診したらどうですかと勧められることもあるようです。

映画でアメリカの心理カウンセラーなどを見て、大きな期待を寄せて受診される方も多数います。

しかし、話をすれば話を聞けば治るということもあるのかもしれませんが、多くの方が人の悪口、過去の不幸ばかり言って帰られます。

当院では科学的な診療(ちゃんと検査するということ)を心がけています。そして、検査で異常が見つからないこともしばしばです。症状が治らないこともよくあることですし、はっきりお伝えしています。

もう一点、他の医療機関からもて余した患者さんを当院に紹介されるケースがあります。心療内科、精神科だから、不定愁訴の患者は厄介払いしようと思われているのが見透かされます。紹介いただくときは、事前にfaxをお送りいただいて、診療の可否をご確認下さい。